日本に弾薬を要請し、受け取った韓国は謝意を示さず更に日本を批判
我が国は国連(連合国)および韓国からの弾薬支援要請に基いて1万発の弾を提供したが、韓国の国防省報道官は「銃弾は不足していた訳ではなく、不測の事態に備えて追加の防護力を確保する意味で、UNMISSに支援を求め、UNMISSを通して支援を受けた。それ以上でも以下でもない」と述べ、韓国政府は謝意を示さなかった。
韓国の報道
韓国の報道機関は次の通り我が国などに
などと述べております。
官房長官定例記者会見でのやり取り
共同通信:
「南スーダンでPKO活動を展開している韓国軍への銃弾提供についてなんですけども、野党からはシベリアンコントロール(文民統制)が形骸化してしまうですとか、武器輸出三原則に明確に違反するんではないかという批判が出ていますが、これについて政府としてどう反論しますか」
菅官房長官:
「明確にお答えしたいと思います。まず22日の午前中に国連、午後からは韓国からそれぞれ要請がありました。南スーダン共和国においては現地の情勢が急激に悪化しておりまして同国中部のジョングレイ州ボルにおいては国連南スーダン共和国ミッションの韓国隊宿営地において反政府勢力が反乱行為等によって避難民約1万5千人を受け入れているというところであります。こうした状況の中で国連から我が国政府に対して緊急事態に対応し、韓国隊の隊員および避難民等の生命、身体を保護するために必要な弾薬の譲渡について要請がありました。今般の要請については韓国隊の隊員および避難民の生命・財産を保護するために一刻を争い、また韓国隊が保有する小銃に対して適応可能な弾薬を保有するUNMISSの部隊は日本隊のみであるという緊急事態の中で人道性、緊急性、必要性が極めて高いということに鑑みて、官房長官談話を配することによって武器輸出三原則等によることなく国際平和協力に基いて物資供与の枠組みで譲渡したところであります。」
共同通信:
「これに関して韓国国防省報道官が予備を確保するために臨時で日本から借りたものであり銃弾は不足していないと言ったんですが、これについて日本政府の説明と食い違うんじゃないか」
菅官房長官:
「国連からの正式な要請、また韓国からも要請がありました。それが全ての事実です。」
テレビ朝日:
「銃弾の提供は昨日の内に終えていると思いますが、国連および韓国政府からの謝意の表明などはあったのでしょうか。」
菅官房長官:
「当然、日本に対して国連からの謝意はありました。韓国側からは現時点において現地の弾薬引き渡し完了後に韓国隊隊長より自衛隊部隊隊長に対して謝意の表明があったこういうふうに承知しております。」
テレビ朝日:
「政府からはまだないんでしょうか。」
菅官房長官:
「今のところ政府からはということは私は聞いておりません。」
官房長官の定例記者会見を映した動画
ひとこと
野党の一つが文民統制の形骸化に繋がるのではないかと述べたそうでありますが、文民統制とは何かを分からないで述べているとしか思えない愚かしい声であると言わざるを得ありません。そして韓国政府についてはいくら嫌いな国からの提供であったとしても弾薬の提供を受けたことには変わりないのでありますから、国として謝意を示すことは当たり前である上に国際社会における礼儀でありますが、それを行わない韓国の愚かしさ、幼さに呆れるほかありません。
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