宮内庁、両陛下の思いに沿い土葬から火葬へ
▲昭和天皇の陵である武藏野陵(むさしののみささぎ)
宮内庁は14日、崩御された時の弔い方や陵(みささぎ)について、民の暮らしに響かせることは望ましくないとの天皇皇后両陛下のお考えを受け、陵は昭和天皇の陵である武藏野陵(むさしののみささぎ)より小さくし、天皇陵と皇后陵が寄り添う形で置く。土葬ではなく火葬とする。弔い場は明らかにしなかったが、その大きさや弔い方も含め、これからさらに細かく詰めるという。
天皇皇后両陛下の臣(おみ)*1へのお心遣いには頭が下がるばかりであります。そうとは言えども、両陛下が御自ら(おんみづから)の弔いの大きさを小さくすべきであるとお考えになられた主なる訳は我が国の財政が苦しいということであります。しかしながら、我が国の財政は何一つ苦しくなく、寧ろ豊かであります。更に申し上げれば、今の我が国は需要が少なく大きな需要が要ります。従いまして、畏れ多くも申し上げますと我々臣の天皇皇后両陛下への強い敬いの心を形にする為、神道(かむながらのみち、シントウ)*2の在り方を守る為、そして経済成長の歩みを進める為に古から続く弔い方を変えずにお弔いを執り行うべきであると一人の臣に過ぎない身ではありますが、謗りを免れないと腹を括り、心から強く申し上げたいと思います。