鯨肉|初めての鯨ベーコン
シーシェパードが我が国の調査捕鯨に口を挟む…いや、船をぶつけてくる。船をぶつけるだけでなく劇薬が入れられている瓶を我が国の調査捕鯨船に投げつけたり、レーザー光線を向けたりなどを行う。加えて、白豪主義*1として知られているオーストラリアは、我が国の調査捕鯨の取り止めを求めてオランダはハーグの国際司法裁判所(ICJ)に訴えた。長い間に渡って鯨の油のみを抜き出し、他は全て捨て、乱獲していた今の反捕鯨国が、油に限らず髭まで残らず全て使い、且つ鯨を尊ぶ心から鯨神社、鯨墓、鯨塚まで建てる我が国の捕鯨を責める資格は無い。いずれにせよ我が国日の本の捕鯨文化を葬ろうとする許し難い行いである。
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さて、そんな中ではあるが、私は腹が空いたので飯を求めて店へ向かった。そこで見つけたのが、この「くじらベーコン 海のジビエ」である。
袋に書かれている「海のジビエ」とは…
”ジビエ”とはフランス語で狩猟により捕獲された野生の鳥獣類のことを意味します。
鯨は海で捕獲された、まさに”海のジビエ”です。
ということらしい。
使っている鯨はナガス(長須)鯨である。
いずこで獲れた物かと見てみるとアイスランド産であった。
国産の物であれば更に良かったと思いつつ、袋を開けてみると写真では見づらいが、輝く美しい赤身が現れた。
おいしい食い方があるらしく袋の裏を見ると…
くじらベーコンの美味しい召し上がり方
- お好みで和・洋のからしと添付の専用タレにつけてそのままで。
- レタス・かいわれ大根等の野菜と一緒にポン酢やドレッシングをかけ、サラダ感覚で。
- 軽く炙って手巻き寿司や軍艦寿司で。
と書かれていた。
しかしこの度は付いてきたタレをかけるだけにした。タレをかけて持ち上げてみると脂が乗っており、うまそうな輝きを放っている。
「いただきます」と言い、抑えきれない思いの儘に口へと運ぶ。「うまい!」の一言。初めの一口はとろけてしまった。そしてふた口、み口と進んでゆくのであるが、分かったことがある。こういう脂身の少ない所は筋があり、歯応えがとてもある。よく噛まないといけない。
逆様にこういう脂身は柔らかいがこりこりとしていてた。
終わりに手を合わせ…「いただきました」で終えた。また近い内に頂きたいと思う。皆様も見かけたら試していただきたいと強く思う。
話が少し変わるが、お読みいただきたい。我が国はいつの世も悪いことをしていないにもかかわらず、責められる。それでも我が国は腐らず常に正しいことを訴え続けなければいけない。ここでは例えとして反捕鯨主義者を取り上げる。反捕鯨主義者は「鯨は頭がよいから獲ってはいけない。牛、豚、鳥を食えばよい。」と言う。しかし、それはおかしな話であると言わざるを得ない。牛も豚も鳥も鯨と同じく頭がよい。我が国の酪農家は心を込めて牛を育てている。毛並みを整える時に牛は何をするか皆様はお知りであろうか。毛並みを整えてくれる酪農家さんを舐めるのである。これは恐らく酪農家さんの毛並みを整えようというお返しであろう。初めて聞いた時は涙が溢れそうになった。ついでに反捕鯨主義者と似たことを言う人々について触れたい。菜食主義者(ベジタリアン)である。菜食主義者はよく「生き物を殺すのはかわいそうである。従って我々は肉ではなく野菜を食べるのである」と言う。しかしこれもおかしな話である。動物と同じく植物も生きている。種が土に落ち、根を伸ばし、萌え(芽を出す)、花を咲かせ、蜂などが花粉を運び、受粉し、実がなり、実が鳥などに食われ、種が土に落ちるという動物とは異なるがこういう営みを繰り返して生きている。我々は「鯨が、動物がかわいそうだから捕るべきでない」と言うのではなく「感謝の心」を持つべきである。我々は生きるために肉や野菜を口にする。それをやめれば人は生きられない。我が国に古くから伝わる神道*2(かむながらのみち、シントウ)の心として「八百万(やおよろず)の神々」がある。すべてには神が宿っておられるという考え方である。木にも石にもお手洗いにも…鯨にも動物にも植物にもである。命を頂いて生きているという心を忘れずに居なければいけない。そうであるからこそ我が国日の本では飯をこしらえて下さった母と命に心を込めて飯を頂く前に「いただきます」と言い、頂き終えたら「ごちそうさまでした」というのである。とある国(韓国)みたいに…
※下に進むと心を痛める極めて許し難い画像がありますので、見る時は心して下さい。
犬の生首に剣(つるぎ)を突き刺したり、
我が国の国鳥だからとは言え、生きたままの雉*3を切り刻んだりなどしてはいけないのである。
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日本の鯨食文化――世界に誇るべき“究極の創意工夫”(祥伝社新書233)
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